ペットボトルリサイクル

使い終わったペットボトルは回収場所や回収ボックスに集められその後、市や町の回収場所に集められベールと呼ばれる形にします。
さあ!いよいよ出発です。トラックに乗せられリサイクルセンターへ出発します。


石川県小松市にあるリサイクル工場


集められたペットボトルはベールから一本一本バラバラにされます。いよいよ処理開始です。


まず、材質の違う物や色の着いたボトルをより分けます。


次にラベルやキャップがはずされます。


そして、粉砕機と呼ばれる機械で細かく砕かれます。


砕かれた、ペットボトルは水で丁寧に洗浄されます。そのとき比重(重さ)の違いによってキャップなどの混入がより分けられます。


適正な大きさの材料

適正サイズより細かい物

ペット以外の樹脂

フレコンバックに送られます

処理されたペットボトルは体をきれいに乾かし、フレークと呼ばれる材料となって、フレコンと呼ばれるバックに送られます。

そして加工工場への出荷を待っています


さあ!次は加工工程です・・・この材料はプラスチックの加工工場や繊維工場に送られ、再び商品になります。


取り出されたフレークは加工機械を通ってペレットという粒になります。


その後、水分を除去し結晶化という状態にするために、140℃で4時間処理されたあと加工機械に送られます。


この工程を経て、ペットボトルはリサイクルの旅を一回終わります。


リサイクルまでにはたくさんの人の手がかかっています。
材質の違う物をより分けたり、ラベルをはずしたり、キャップをとったり、こびりついた汚れを取り除いたり・・・・
もし、もっときれいな状態で回収されたなら・・・もっと簡単に、もっときれいにリサイクルができるようになります。
水も空気も汚さなくて済みます・・・エネルギーだって少なくて済みます・・・ペットボトルを出すときは次のことを心がけてください・・・

かけがえのない私たちの環境は自分たちで守るしか有りません。
今は良くても、子供達や孫達の時代・・・未来の子供達にどんな環境を残せるか・・・それは今日の私達の心がけ。
生活を便利にすることで進化してきた人間・・・その、代償としてたくさんの自然を失ってきたのかもしれません
決して、人間は自然を作れません、でも守りながら進化することは必ずできると思います。
人間だって自然の一部なのだから・・・